誰も言わない耳の痛いお話 その２
では、アマゾン輸出を伝説の剣と考えた時に
最高の防具となるものは何なのか。
それは・・・
ebayです！
ebayのセラーアカウントがあれば
前回お伝えしたような懸念は
ほとんど解決してしまいます。
まず、返品された高額商品についてですが
資金回収のためにヤフオクを利用する場合、
余程のことがない限りは仕入れ値より安い価格でしか
捌くことが出来ません。
しかし、ebayを上手く利用すれば
仕入れ値トントン、もしくはプラスにして
捌くことも可能です。
また、FBAについてですが、
アマゾン輸出におけるFBAとは
高速道路のようなものです。
FBAを利用すれば受注の８割を占めているという
BuyBoxが圧倒的に取りやすいからです。
しかし、高速道路も渋滞することがあります。
ここでいう「渋滞」とは
同じ商品に対し多くのセラーがFBA出品をすることです。
出口自体は一つしか無いので、
渋滞になると自分の商品が
ナカナカ出て行ってくれません。
お伝えしたとおり、支払いに耐えられるだけの余裕があれば別ですが
余裕のないセラーは他セラーより価格を下げ、
何とか捌いて資金回収をしようとします。
しかし、FBA出品者は価格改定ツールを使っていることが多いので
ほとんどのセラーが追従してきます。
結果、その商品自体の相場が下がるだけで
誰も特をしません。
・・・あ、お客さんは喜ぶか（笑）
無在庫では当たり前になっている
「デフレスパイラル」
がFBAでも起きてしまうワケですね。
そしてそれは現実に起きています。
無在庫ならその商品を捨てれば良いのですが、
FBAの場合はそうはいきませんよね（＾＾；
さてここで、ebayが利用できる場合はどうなるかというと・・・
アマゾンは１つの商品ページに
複数のセラーが出品するのに対し
ebayは同じ商品でもセラーが個々に
商品ページを作成して出品します。
つまりebayの場合は
「セラーの数だけ出口が作れる」
ということです。
高速道路のFBAを利用しながら、
渋滞したら「バイパス」となるebayを利用する。
これが一番理想的なスタイルです。
国内でも、アマゾンでナカナカ捌けなければ
マルチチャネルサービスを使ってヤフオク等でも併売する
という手法がありますね。
それと同じように考えてください。
しかも国内アマゾンに対するヤフオクと違い、
ebayは米アマゾンより相場が安いというわけではありません。
特にFBA納品した商品であれば
既に関税を支払った状況なので
関税がかからない点を大きくアピールでき、
高く売れやすいです！！
そして、「最高の防具」であるebayは「最強の剣」にも
することができます！
アマゾンで人気の高い商品は
ebayでもやはり人気が高いのです。
そういった商品をebayで無在庫販売すると
アマゾンより利益が取りやすいです！
また、中古のフィギュアや限定カラーの商品など、
マニア受けしやすい商品なども
商品ページを個々に作れるebayのほうが
圧倒的に高値が付きやすいです！
更に、ebayで人気の高い商品が
もしアマゾンでカタログ登録されていなければ・・・！
※ご想像にお任せします
以上のような点から
アマゾンとebay、
どちらも上手く併用することをオススメします！
というか、ebayを取り入れないのはキケンです！
まだセラーアカウントを持っていない方は
すぐにでも始めることをオススメします！
しかし、ebayには面倒な点があります。
それは
「セリングリミット」
というものです。
なんと最初の内は１ヶ月あたり
１０品、５００ドル分までしか出品できないのです。
以前は出品上限数か限度額まで出品すれば
すぐにリミットアップ交渉に臨めたのですが
特に今年の８月から厳しくなり、
・セラー登録から９０日経過していること
・アメリカのバイヤーから１０個以上の評価を得ていること
最低でも上記２点をクリアしなければ
リミットアップ交渉に臨めません。
ハッキリ言って最初の３ヶ月程度は
全くお話にならない状況ですが・・・
まぁ～～～、面倒くさいですよね。
皆さんあまりやりたがらないと思います（＾＾；
でも、その面倒な作業をすっ飛ばして
すぐに「最高の防具」を手に入れられる方法があります。
その方法とは・・・？
というところで次回に続きます！
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